検査科

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検査科のご紹介

臨床検査の中には血液や尿、便などを調べる「検体検査」、心電図や超音波検査、呼吸機能を調べる「生理検査」があります。患者様の体の状態を知り、病気の診断、治療、早期発見のため客観的情報を提供、病態や病因の解明を行うことを目的としています。

目標

患者様に思いやりのある対応を行い、正確で迅速な検査報告を行います。検体が検査科に到着してから一般的な臨床検査は、30分から40分以内の報告を目指しています。そのため、検査結果は当日聞いて帰ることができます。(特殊検査は除く)院内の精度管理は勿論のこと、外部精度管理も積極的に参加をし、高い評価を得ています。

検査内容

検体検査

【一般検査】

一般検査は尿や糞便などの検査のことをいい、尿検査では主にタンパクや糖・潜血などといった定性検査、および尿沈殿物中の細胞や結晶等を顕微鏡で調べる尿沈渣、また糞便では便の潜血反応といった広検査を行なっています。

【血液学的検査】

血液学的検査は、末梢の血液の血球数の算定と形態分類を基本とし、貧血の有無や程度などを知る上で重要な検査等を中心に行なっています。

【生化学的検査】

血液検体を前処理し、生化学自動分析装置で、肝臓・腎臓・膵臓・心臓などといった各臓器の酵素・糖質・脂質代謝および電解質など多種類の分析を行なっています。

【免疫学的検査】

免疫学的検査は抗原抗体反応を利用して行なう検査で、さまざまな種類があり主な検査としては肝炎ウィルスの検査や梅毒・感染症検査、また輸血に関しては、赤血球の血液型判定検査(ABO式・Rh式血液型)や交差適合試験等といった、大切な検査を行なっています。

生理機能検査

【心電図】

心電図検査は、心臓からの電気的興奮を表現します。次のような事柄がわかります。①心臓の位置、傾き②心房、心室の肥大③不整脈④冠不全、心筋梗塞など 

【超音波(エコー)検査】

超音波検査は約20KHzを超える人に聞こえない音を体に当て、臓器や組織から反射してくる音を受信し画像にして病気の有無を調べます。主に腹部エコー検査(肝臓・膵臓・胆嚢・腎臓など)、心エコー検査(心臓)、頸動脈エコー検査(頸動脈)を行なっています。